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お知らせ

2019.12.12
聖光会とクリスマス祝会のこと

12月、いよいよクリスマスの季節になりました。
聖光会の各保育園でも「クリスマス祝会(しゅくかい)」の本番に向けて賑やかになってきました。
練習風景を覗くと、日に日に堂々としていく子どもたちの姿に、職員も胸が熱くなります。

* * *

さて今日は、聖光会とクリスマス祝会についてお話したいと思います。

聖光会の保育園では、イエス様の誕生を皆でお祝いするための会として祝会を行っています。子どもたちが聖書を朗読し、讃美歌や降誕劇を披露して楽しみながら祝福します。

イエス様の降誕劇に使用する台本は、園の創設者である故・石川順助が自ら執筆したものを代々受け継いています。

聖光会とキリスト教の出会いは、石川順助が20代の頃に地元・立川の教会で洗礼を受けたことに遡ります。その後、都心にあるペンテコステ派の聖書学校に通い、さらに数か月後、イギリスから来た宣教団の聖書学校(関西聖書神学校)に転校して卒業しました。卒業後もこの宣教団で働きながら、時には立川の教会を手伝ったりと精力的に活動したようです。

1949年、戦後の混沌とした時代の子どもたちを救済するために、立川市曙町に私財を投じて保育園を設立します。この保育園が聖光会のルーツです。キリスト教精神にのっとり、子どもたちだけではなく、地域の方たちへも貢献しました。

▲当時のクリスマス祝会の様子

子どもたちも大好きなクリスマス祝会。
今年はすでに聖光三ツ藤保育園、国立クムクム保育園で本番を迎えました。

この会を通して表現する楽しさや喜びを知り、クリスマスの意味や降誕の内容に興味を持つきっかけになればと思います。

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