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お知らせ

2020.06.04
『世田谷おとぎの森保育園』の園庭改造プロジェクト~実践編~

社会福祉法人聖光会では、職員の保育力向上と保育環境の改善を日々、心がけて実践しています。
本日は、その実践のひとつとして世田谷区にある「おとぎの森保育園」での園庭改善プロジェクトをリポートいたします!

お子さんたちが元来持ち合わせている遊びの力を余すところなく発揮できるような外遊び環境を設けたい!
そんな想いからこのプロジェクトがスタートしました。そして実際に園庭改造を行う上でサポートいただいたのが、一級建築士であり、こども環境アドバイザーの井上寿(いのうえ・ひさし)先生です。子どものあそび環境や幼稚園・保育園などの幼児環境の研究・実践を第一線で行い、ご活躍している先生です。

実はおとぎの森保育園では、この園庭改造プロジェクトのために約2年前から準備し、構想を練ってきました。その中で大切にしたい心構えのひとつに、保育者自身がゼロから主体的にプロジェクトに関わって、構想から実践までのプロセスを経験するという点がありました。そうすることで、出来合いの遊具をポンと置くことでは気づかない「外遊びの危険察知能力」や「遊具の扱い方・修繕の仕方」などの目線を養えることになるからです。

いよいよ、実践本番の当日!

まずは井上先生が工具や道具の使い方からレクチャー。使い方を一歩間違えると命を落とす可能性もある工具です。全員で真剣に扱い方を確認しながら行いました。



屋外用のおままごとで使う小さな机と椅子。
脚を付けたら完成です!

こちらは、大注目の“砂場計画”。


3段式の大型砂場。長い丸太を縁の部分に使用します。砂場の砂も運んできましたよ。

外でおもいきり身体を動かし、遊び込むことで、お子さまの体力・身体能力の向上や、集中力・危険察知能力を高めることにもつなげたいと考えています。こうした取り組みは、順次各園でも行っていく予定です。楽しみにしていてください!

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