前回の第一弾に続き、『おとぎの森保育園』の環境改善プロジェクト第二弾のレポートをお届けします!
6月14日(日)、おとぎの森保育園の職員と姉妹園から集まった職員たちが集合して、大型砂場と園舎内の環境改善を行いました。
この日は作業を効率的に行うため屋外チームと屋内チームに分かれて進行。木材を切る人、木材の長さを測る人、組み立てる人と分業しながら、それぞれの持ち場で奮闘しました!
砂場に使用する大きな丸太運びも手馴れてきました!
井上寿先生に工具の使い方をレクチャーしていただき、自分たちで電動丸鋸(まるのこ)を使用して木材をカットします。使用している木材は2×4材です。今回はこの木材を使用して、屋内用パーテーション(間仕切り)、本棚、布団庫、机、そしてなんと大型ロフトを作ります!
工務店の職人さんにもお手伝いいただき、3段式砂場の丸太を組みます。
この日は途中から雨が降ってきたこともあり、先生たちもタオルを頭にかけながら雨に負けず頑張っています!
ジャジャーン!
砂場が(ほぼ)完成です!あとは最上段に砂を入れるだけ。
みんな楽しんでくれるかな?
室内では、大型ロフトの組み立てが着々と進んでいます。
ロフトは合計3台作ります。
見てください!電動ドリルの使い方も板に付いてきましたよ!
世田谷おとぎの森保育園は、他の姉妹園と比べてホールなどの広いスペースがありません。それでも、限られた空間の中で身体を存分に動かして遊ばせてあげたいという先生たちの強い思いがありました。今回のプロジェクトで井上先生と相談しながら、登ったりぶら下がったり、四つん這いになったりできるこの大型ロフトが企画されました。
「自分の力で登れる子どもは、自分の力で降りることもできる」という考えの元、あえて梯子を作らない設計にしました。
ちょっと難しいのですが、腕の力、身体のバランス感覚が整わないと登れない構造です。
ロフトの下は子どもたちも大好きな隠れ家。この空間も思い思いに過ごせます。
本棚もこの通り!素敵な絵本コーナーが出来上がりましたよ!
子どもたちがこの環境でどのように過ごしてくれるのか楽しみです!
この環境プロジェクトを通して、私たち職員も日々の環境の振り返り、改善を行うことの大切さを学んでいます。